我が家には3人の子供達がいます。
12歳(小6)の長男・10歳(小4)の長女・6歳(小1)の次男の3人です。
3人ともピアノを習っています。
まさか3人がピアノを習う事になるとは私自身驚きです。
何故なら特にピアノを習わせたいという考えは私にはなかったからです。
それがどうしてピアノを習う事になったのか・・・
そこからお話したいと思います。
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私がピアノが好きになれなかったのはジャンルが違ってたから?
私は子供の頃6年間ピアノを習っていました。
ピアノを始めたきっかけは単に「姉が習っていたから」だと思います。
姉が習っていたから私も習いたいと言ったのか、親から姉と一緒に習いなさいと言われたのかはよく覚えていません。
覚えているのは、ピアノのレッスンが苦痛だったという事だけです。
何でなのかわかりませんが、ピアノを弾いていて楽しいと思った事は一度もありませんでした。
姉は自分が言い出しただけあって、やはりピアノが好きだったようで現在の仕事は「ピアノの先生」です。
そんな私ですが、大人になってからピアノも自分の好きなジャンルを弾いていたら好きになったのかもと思った事があります。
それは、ロックやポップスの音楽が楽しいと思った時です。
20歳の頃、私は「弾き歌い」がしたくてたまりませんでした。
当時は趣味でギターを弾いていたのでギターで弾き歌いをして遊んでいましたが、ピアノで弾き歌いができたら素敵だろうなぁって思いました。
ギターの方が上手に弾き歌い出来ましたが、ピアノでユーミンやビートルズを弾いてみるととっても楽しいと思った事を覚えています。
その時思ったんです。
ピアノの入口がクラシックではなくて自分の好きな音楽だったらもっと好きになれたのかもしれない・・・と。
後ね、自分一人で弾くよりも合奏の方が好きだと思いました。
それは後々自分がバンドを組んでみて思いました。
こんな感じでしたので、特に強く子供にピアノを習わせたいとは思っていませんでした。
ヤマハ音楽教室の体験レッスンに連れて行った
長男にピアノを習わせたいとは思っていなかったけれど長女は音楽に合わせて体を動かすのが好きだったので幼稚園に入る前、ヤマハのリトミック教室に半年くらい通っていました。
そんな事もあって、長男も年中の頃に何となくヤマハの体験レッスンを受けさせてみました。
その時の事は今でも鮮明に覚えています。
長男はグループレッスンが全く向いていない子供だったので、先生が「皆でドレミで歌ってみましょう」とか「皆で手拍子してみましょう」とかいう指示に一つも答えませんでした。
それどころか先生の顔も見ないし、もうどうしようもない状況でした。
先生に申し訳なくて、最後まで体験レッスンを受ける事なく教室を出ました。
当時は親として「恥ずかすぃ~!!」って思っていたけれど、これって男の子にはよくある事なのだそうです。
実際ピアノの先生をしている姉の子供(男の子)もそんな感じでヤマハには入会させなかったそうです。
でも姉の娘はヤマハのレッスンがバッチリ楽しかったようで、中学校3年生の現在もヤマハでピアノを習っています。
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グループレッスンよりも個人レッスンの方が向いているとわかった
その後、私が妊娠したこともあり長女も幼稚園入園と同時にリトミックにも行かなくなりました。
長女は楽しんでいたんですけどね、私が常に一緒にやってやらないと(踊ったり手を繋いだりしないと)駄目な子供だったので妊娠中の私にはちょっと大変だったんです。
そして1年が経ち、私の体調も落ち着いてきた時に長女にピアノを習わせたいと思いました。
当時家に電子ピアノがあり、楽しそうに触っていたので習わせようかなと思った気がします。
ピアノが嫌いだった私でも子供の好きな曲くらいは弾いてやる事ができたのでそんな事でピアノに親しみを持ったのかもしれません。
車で行ける距離にピアノ教室は沢山ありましたが、子供3人連れてレッスンに行くのは正直苦痛だと思いました。
1人の子がレッスンしている間、他の2人はどこかで時間を潰さなければいけません。
留守番させられる年齢でもなかったので・・・
1人で歩いて行ける距離にお教室があったのならそこに通わせたんですけどね~💦
そんなこともあり、親族には習わせたくなかったのですが、やはり姉にお願いする事にしました。
車で30分ほどかかる姉の家は近くはないけれど、姉の家ならレッスン中長男も次男もリビングで好きな事をして待っていられるので楽かなぁと思ったんです。
そして姉の家で体験レッスンをしてみると・・・
長女はすんなり「ピアノ習う!」と言いました。
長男は習わせるつもりはなかったけれど、どうせ姉の家に一緒に連れて行くのならと思い体験レッスンさせてみると・・・
「ピアノ習う!」と言うではありませんか!
これは決して私の姉だから「やる」と言ったのではないと思います。
何せ好き嫌いがハッキリしている長男ですから、興味がない事は決してやりません。
姉も「やれると思うよ。興味あるみたいだし」と言ってくれました。
びっくりでした。
という事は、やはり長男はグループレッスンがダメだったんだと思います。
あの雰囲気が合ってなかったんでしょうね~!!
という事で長男は小1の9月、長女は年中の9月からピアノを始めました。
ちなみに次男は年中の4月から始めました。←この人はすでに上二人がやってるから当たり前のように習わせました。(一応本人もやりたいと言った)
今現在の我が家の子供達の状況
現在は細く長く続けられればよいという感じで、3人ともピアノを続けています。
一日のレッスン時間は20分くらいと決して多くはないですが一応毎日練習はしています。
びっくりしているのは私がハマらなかったジャンル、「クラシック」に長男がハマった事。
これは恐らく「クラシックの歴史」を知ったからだと思います。
その辺のことについてはいつかまたブログに書きたいと思います。
そして長男が5年生からオーケストラに入った事。
これにもびっくりしていますが、ピアノを習わなかったらオーケストラをやりたいと言ったかどうかはわかりません。
今現在音楽が大好きになり、恐らく長女も次男も「やりたい」と言い出すのではないかと思っています。
私もそうでしたが、ピアノをやっている事で色々な選択肢が広がるというのはありますよね。
私自身、ピアノは好きじゃなかったけれど音楽は好きだったんだと気付いたのは大人になってから。
我が子達がこれからどんな形で音楽と関わっていくのか楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また、遊びに来て下さいね!