今朝の朝日新聞デジタルで奨学金破綻の親子連鎖についての記事がありました。
それを読んで、他人事ではないなと感じました。
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奨学金を借りること、返すことの大変さをもっと伝えるべきだと思う
4月から、親戚が関東方面の大学に進学する事が決まりました。
奨学金を借りる手続きをしました。
いくら借りるかは聞いていませんが、親戚の家では学資保険を100万円しかかけていなかったので相当の額を借りるのではないかと思われます。
奨学金の話を聞いて、私が驚いたのは「大半の方が奨学金を利用して大学に行く」という現実でした。
親戚の話によると、高校で奨学金の説明会があり、大半の方が出席するそうです。
そして「ほとんどの人が奨学金を利用して大学に行く」というのです。
怖いと思うのは、実は「奨学金を借りることがどんなに大変かあまり知られていないのではないか」と思う事です。
私は、色々な方の子育てブログで「奨学金を借りることのリスク」や「返済の大変さ」などを数年前からずっと拝見させていただいています。
それはもう、本当にリアルな声です。
個人個人のリアルな声なのでとても参考になるし、どれだけ大変かが伝わってきます。
そういう方の日々の生活をブログで拝見させていただいていますが、日々大変な思いをして節約していることがわかります。
そういったブログを読んで思うのは、「個人個人の声」でなければリアリティーが伝わらないという事です。
情報として「奨学金のリスク」を知ってはいても、リアルの情報を知らなければどれだけ大変かが伝わらないという事です。
そしてその情報は知りたいと強く思う人にしか伝わらない。
子供が働けなくなったら保証人である親が支払いをしなければならない訳で、そうなった場合家計は相当厳しい事になると考えられます。
何としても親子連鎖にならないよう、少しでも奨学金を少なくするか、親も色々な事を想定して奨学金を借りさせる事が必要です。
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奨学金のリアルな話にもっと耳を傾けるべき
お金の話というのはママ友でも本当の話はできないものです。
「実は返済が大変で・・・」なんて話はリアルでは出てこないと思います。
じゃあその情報はどこにあるのか。
やはりそれはネット上だと思うんですよね。
私は節約ブログをよく読んでいるので子供が幼稚園の頃からそのリスクを知ることができました。
これはとてもありがたいことでした。
ですから奨学金を借りるリスクについては重々わかっているつもりですし、子供にも今からそのリスクについて話をしています。
しかし親戚は、「皆借りてるよ~!今時奨学金なしで大学に行く人なんていないよ~」と言うのです。
「借りて大丈夫かな?」とでも言ってくれれば私の胸の内を話すことができるのですが・・・
親戚の家計がとても心配です。
しかし、親戚に「奨学金は借りるのが当たり前」といわれて、強く言うことはできませんでした。
「そ~なんだね~」と私は返答していますが胸中は穏やかではありません。
でも、実は親戚として心配でなりません。
我が家ももし奨学金を借りることになっても最小限の金額になるよう節約をがんばります。
おわりに
今日は、奨学金破綻の親子連鎖について書いてみました。
親戚の家では数年後、妹さんも大学に進学する予定だそうです。
女性は出産などもありますし、奨学金を背負ったら、それこそ返すのが大変になる事があるかもしれません。
そういった事もしっかり考えて、最善の方法をとってほしいと思いました。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。