しゅふまるこ

子どもが3人おります。子育てをとおして毎日の小さな気付きを書いていてます。

父の「ありがとう」という言葉が忘れられなくて・・・

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こんにちは。しゅふまるこです。

昨日は、私の父の誕生日でした。

結婚してから、父とは年に2回しか会っていません(盆と正月)。

誕生日はプレゼントを贈るわけでも電話をかけるわけでもありません。

嫌いというわけではありませんが、とにかくなるべく顔を合わせたくありません。

 

今年もいつもと同じように誕生日もそのままスルーしようと思ってました。

しかし今年は何故か何となく父が私を待っているような気がしました。。。

 

 

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代わりに娘に電話してもらった。 

 

私が電話するのは恥ずかしいので、かわりに小5の娘に電話してもらいました。

娘が、

「おじいちゃんお誕生日おめでとう!」

と電話で言ってくれました。

そして数分間、娘と話した後、「お母さんはどうした?」

と父が聞いてきました。

娘が

「隣にいるよ。」

というと、

「お母さんに代わって」

というではありませんか。

焦りましたが、電話を代わりました。

 

「お誕生日おめでとう」

と私が言うと、

「ありがとうな。たまには旦那と一緒に顔をみせて」

と父が言いました。

 

父は、私が「娘に電話して」と頼んだことも全てわかっているようでした。

 

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忘れられない父とのエピソード

 

突然ですが、私の母と姉はとても気が強い人です。

そして父と私はとてもデリケートなタイプ。

そんな4人家族でしたから、私が子供の頃は常に喧嘩が絶えませんでした。

父と母の喧嘩は毎日でしたし、姉と母の喧嘩も凄かった。

 

家族の中で、私と父の2人の間だけは喧嘩がなかったように思います。

お互い特に主張しないので基本的にぶつからないんですよね。

そんな父との忘れられないエピソードがあります。

 

家族旅行の帰り道、長距離を運転していた父は眠くて仕方がなかったんです。

そして、助手席に座っていた私に、

「眠くて仕方がないよ。このままだと危ないから何か話をしてくれ」

とお願いしました。

 

「居眠り運転したら大変だ!」と思った私は、学校の事や友達の事、好きな人の話などありとあらゆる話をしました。

その話が楽しかったらしく、父は目が覚めたようでした。

 

そして、無事に家に着いた時に、

「楽しい話だったよ。おかげで目が覚めたよ。ありがとう。」

と言ったのでした。

 

こんな些細なエピソードなのですが、自分が役に立ててとても嬉しかったのを覚えています。

また、母は「ありがとう」とめったに言わない人だったので、父に「ありがとう」と言われて私はとても嬉しかったのだと思います。

 

幼少期、母親にはあまり褒めてもらえなかったのでこのエピソードが忘れられません。

 

子供の頃の話はなるべくブログで書きたくないと思っていましたが、昨日そんなことがあったのでこのエピソードだけは書きたくなりました。

  

おわりに

 

最近は、子育てが少しだけ楽になってきました。

自分の時間ができるようになってから、父の事も気になるようになってきました。

実家の近くに行った時は少しでもいいから寄ってみようかな・・・

そんな風に思うようになりました。

このまま年に2回しか会わないでいたら、きっと後悔する気がします。

 

ブログに父の事を書いているうちに、私も自分の子供に「ありがとう」を沢山言いたくなりました。

「ありがとう」と「ごめんなさい」が素直言える大人でいたいと思いました。

子供は親に「ありがとう」と言われると、自分が役に立てたとわかってとても嬉しいのですよね!!

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

また、遊びに来てくださいね😊

 

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