しゅふまるこ

子どもが3人おります。子育てをとおして毎日の小さな気付きを書いていてます。

こんなに早くその日が来るとは思いませんでした。

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こんにちは、しゅふまるこです。

先週、私の父が旅立ちました。

 

覚悟はしていたけれど、

何となく「その日」はもう少し先の事だと思ってました。

次に肺炎が起きたら本当に危ないかもしれない

とは思っていましたが

実際には肺炎が改善し、私も母も姉も少しほっとしていた頃に父は亡くなりました。

 

最後のリモート面会は父が亡くなる1週間前でした。

それは、私がパートを辞めた次の日でした。

リモート面会でしたが家族揃って話が出来て良かったです。

 

そういえば亡くなる数日前に、父が夢に出てきました。

父が夢に出てきたのは初めての事だったので、

「夢に出てくるなんてちょっと嫌な予感・・・」

とは思っていたのですが、

まさかその数日後に亡くなるなんて・・・

 

亡くなってから

「お父さん、お別れを言いに会いに来てくれたのかな」

と思いました。

 

 

父は60歳で大けがをして高次脳機能障害という病気になりました。

それからは色々な事があって大変でしたが、

実は病気になる前、

50歳を過ぎた頃からかな?

アルコールの量が増えました。

それからはまともな父を見た記憶がありません。

 

幸いだったのはアルコールの量が増えても暴力は無かったこと。

暴言は母に対してだけはありました。

ですが、私には全くありませんでした。

私と父は、性格が似ているからでしょうか。

ほとんどぶつかった事がありません。

 

母は何を言うにも言い方が下手なので、

お父さんの機嫌を損ねる事が多かったです。

 

そんな父でしたが私たち家族を養うために定年まで文句も言わす、

働いてくれました。

それだけで本当に「ありがとう」です。

母とはずっと不仲だったので唯一の楽しみが

「お酒」

だったのかもしれません。

 

不思議と亡くなってから思いだす父の姿は

アルコールの量が増える前の姿です。

そこで私の記憶は止まっているようです。

 

 

コロナ禍という事もあり、最後はリモートでしか会えませんでしたが

そんな中でも病院で医療を受ける事ができて良かったです。

お葬式も家族葬でしたが親族皆で見送る事ができました。

 

私は父の亡骸を見て

言葉を発する事ができませんでした。

でもブログの中でなら言えます。

「お父さん、ありがとう」

と・・・

 

 

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。