こんにちは、しゅふまるこです。
最近我が家の娘(小学校6年生)がどんどん自分に自信が持てるようになってきたようで、とても嬉しく思っています。
6年生になったばかりの頃は、クラスも部活も一緒のお友達に心ない一言を言われ、傷つき、悩んでいました。
私もそのお友達から娘がどうやったら距離を置けるのか、必死で考えました。
しかし、あるママさんから、
「今逃げちゃ駄目だよ。この先もこんな事は沢山あるのだから嫌な事は嫌だと言えるようにならないといけないよ。」
とアドバイスしてもらいました。
そして娘は最初、お友達の力を借りて小さな壁を乗り越え、それから勇気を出してグループから抜け出し、自分の力で新たな人間関係を作って行きました。
今日はどうやって娘が人間関係の壁を乗り越えたのか書きたいと思います。
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部活を辞めようと思った出来事
5月にある女の子と決定的な出来事がありました。
クラスも部活も一緒のお友達から心ない言葉を言われたのです。
その時の事はこちらに詳しく書いてあります。
その女の子をAちゃんと呼びます。
Aちゃんは相手が傷つくような事を平気で言うくせに、次の日も普通に娘に近づいてきます。
しかしその日の言葉は娘にとってとても傷つく言葉で、さらに許せない言葉でした。
悪口を聞いてくれない娘への嫉妬からくる言葉なのだと思います。
(Aちゃんはお友達の悪口をよく言う子です。娘はそれが嫌なので聞かないようにしていました。)
娘も私もそのような事を言ってくる子(しかも年下の子に言わせる)とこの先ずっと同じようにお友達ではいられないと思いました。
ちなみに今までも数回同じような事はありました。
娘は傷つきながらもAちゃんに言い返すことが出来ないでいました。
そして時間が経つとお互い何となくまた仲良くなるという繰り返しだったと思います。
しかし、この5月の出来事をきっかけに娘は変わりました。
辞めようと思っていた部活を続ける事になった出来事
Aちゃんとはクラスも部活も一緒です。
クラスではグループも一緒でした。
だからその時は、Aちゃんと距離を置くには「部活を辞めるしかない」と思っていました。
しかし部活を辞めたいと思った理由はAちゃんの事以外にもありました。
部活は吹奏楽部です。
辞めたかったもう一つの理由は部活の顧問がいないとき、皆が個人練習をしないので娘のモチベーションが下がるのが嫌だったからです。
皆、音楽と関係ない話ばかりしていて娘はそれが嫌で仕方ありませんでした。
しかし娘は一番新人なのでそれを注意する事ができませんでした。
そんな状況の中でAちゃんとの事があったので
「こんな部活はもう辞めよう」
という事になりました。
他の団体に入ろうと思ったのです。
そして、部長とそのママさんに「部活を辞めようと思っている」言ったところ・・・
そのおしゃべりばかりしていたグループの子達(Aちゃんとは別のグループの子達)の方が皆で娘に「辞めないでほしい」と言ってくれたのです。
ちなみにこんな状態の部活だったので4月からすでに2人が部活を辞めていました。
その2人は止められなかったのですが、娘は止められました。
「娘が辞められたら困る」と言ってくれたのです。
そして、どうやったら娘が部活に残ってくれるか部活の半分の人数で親も一緒に話し合いが行われ、皆は「Aちゃんから娘を守る」と言ってくれたのでした。
ちょうどその時、部活の顧問も子供達の態度にお怒りになっていて「どうやったらちゃんと練習できるのか皆で話し合え!!」と言われていたようです。
娘もAちゃんとの事があってから2週間ほど部活を休んだのでその間に部活はさらに酷い状態になったのでしょうね・・・
そんな出来事があり、娘はもう一度部活をやってみようという気持ちになったのです。
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クラスの中でグループを変更
部活のほうは、親の連携などもあり、何とかやっていけるかなと思えるようになりました。
問題はクラスの方です。
娘はあの出来事から、クラスのグループもAちゃんと一緒なのがどうしても嫌になってしまいました。
私も、もうクラスのグループはAちゃんと絶対に一緒じゃない方がよいと思いました。
そして娘がとった行動は・・・
誰にも相談せず、1人でグループを抜けるという行動です。
トイレや移動教室などは1人で行動していたようです。
しかし昼休みは、クラスの皆と一緒に体育館で遊ぶようになりました。(それまでは娘のグループだけ体育館の遊びに参加していなかった)
それがきっかけで、今まで話した事がなかったお友達と仲良くなる事ができました。
そして驚いた事に・・・
娘が今までいたAちゃんを含むグループまでも体育館の遊びに参加するようになったのです。(クラスが一つになれてよかったね)
それからさらに、娘がAちゃんのグループを抜けた事で他のグループの子が娘に寄ってきてくれるようになりました。
皆がどんどん動き出し、違うグループが出来てきたのです。
修学旅行は今までの人間関係では考えられないメンバーで班になりました。
それが凄く良いメンバーで、娘は修学旅行をとても楽しめたようです。
誤解された友達もいる
これだけ書くと順調に乗り越えたように見えますが、日々色々ありました。
いちばん辛かったのは、グループのAちゃん以外の2人に誤解された事です。
娘はAちゃんと離れたかっただけで他の2人とは仲良くしていたかったのです。
しかし、悪口を言い合うような関係になりたくなかったので誰にも相談せずにグループを抜けました。
私としては、そのうちに2人が「何かあったの?」と声を掛けてくれると思っていたのです。
しかし結果は違いました。
2人のうちの1人はAちゃんと一緒に娘の悪口を言うようになりました。
これには私も驚きました。
その子は私や娘が思っていたような子ではありませんでした。
娘に「どうしたの?」と真っ先に声を掛けてくれると思っていたのですが・・・
その子はAちゃん側につき、結果以前の娘と同じように心ない言葉をAちゃんから言われる立場になってしまったのです。
娘がグループから抜けて、その子も相当悩んだと思いますがその子も夏休みが明けたらAちゃんから離れてまた娘のほうに寄ってくるようになりました。
もう1人の子は親同士連絡を取れる仲なので、事情はわかっていたようです。
そしてAちゃんと娘の関係は
そんなこんなで色々ありました。
Aちゃんと距離を置けてちょうど良くなった頃、担任の先生も少し入って話し合いもありました。
先生が「その時の事についてどうしてもAちゃんに注意したい」と言ってきたのです。
娘としては、もう自分は乗り越えたのだし、Aちゃんがこの先良くなろうと悪くなろうと関係ないと思っていたので先生からAちゃんには何も言わないでくれと言ってました。
しかし、先生はそうはいかなかったようです。
そしてAちゃんと先生と色々話したところ、Aちゃんは自分が娘に言ったことなど覚えていないくらいの感じでした。
やはり、Aちゃんは相手の気持ちを想像できないのだなと思いました。
そして2ヶ月後くらいにあの出来事について娘に謝ったのでした。
今は、娘はAちゃんにNoと言えるようになりました。
というか、Aちゃんが娘に強く言えなくなったといった方が正しいです。
当然ですよね。
今クラスでは、娘がグループを動いた事で娘の周りには良いお友達が沢山いるようになりました。
部活もグループ関係なく誰とでも話が出来るようになりました。
Aちゃんとの事がきっかけで自分の力で良い人間関係を作れたので自分に自信が持てたのだと思います。
さらにはそんな事があっても娘はAちゃんに普通に接しているので、向こうは調子に乗って「遊ぼう」などと言ってくることもあります。
がそこは完全に「No」と言っています。
うん、それでいい!
私も最初はこんな風になるとは思ってませんでした。
あの時Aちゃんから逃げないで、部活を辞めないで良かったです。
今、部活の方は皆が一生懸命練習するようになりました。
娘は部活が凄く楽しいと言っています。
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おわりに
色々大変でしたが、娘は中学校に入る前にこういった経験ができて良かったと思っています。
高学年になると女子は色々あります。
でも見方を変えれば自分を変えることが出来るチャンスかもしれません。
娘も今回の事で「人間関係のコツ」みたいなものが少しだけわかったような気がします。
Aちゃんとも今、普通に接する事ができて親もほっとしています。
1人でも意識しなければいけない子がいると、学校が楽しくなくなってしまうこともありますから。
今回の事がどなたかの参考になればと思い、書いてみました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
また遊びに来てくださいね。
※最近色々あって、コメントを書く時間がとれずにいます。すいません💦
でも、いつも楽しく読ませていただいております。
皆様のブログから元気をいただいてます!
ありがとうございます!