しゅふまるこ

子どもが3人おります。子育てをとおして毎日の小さな気付きを書いていてます。

全て私の勘違い。子どもをもっと信じてあげなくちゃ!

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こんにちは。

13歳・11歳・8歳の子どもが3人おります、しゅふまるこです。

10連休の3日目、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか?

我が家の10連休3日目は、13歳長男の吹奏楽部の演奏会がありました。

その演奏会を、家族皆で見に行きました。

 

その演奏会は県内の沢山の学校が参加する、

とても大きな演奏会でした。

そこで長男の演奏を見て、私が思ったこと・感じた事を書きたいと思います。

 

最初に「オチ」を書いておきますが、

私が長男が演奏する姿を見て思った事は、

全て私の勘違いだったのです。。。

 

我ながら、親として情けないと思います。

どうして「勘違い」してしまったのか、その内容を書いてみたいと思います。

 

演奏会で私が思ったこと

 

最近の吹奏楽は、曲を演奏するだけではなく立ったり座ったり・・・

演奏しながら振り付けもしなければなりません。

吹奏楽部の学生達はステージに立ったらもう、立派なエンターティナーなのです。

 

長男も振り付けが苦手ながら演奏を頑張っていました。

でも途中から、同じ楽器の人達が全員立っているのに1人だけ立たなかったり、1人だけ振り付けしなかったり・・・

 

長男と同じ楽器を演奏している人が8人くらい皆立って演奏しているのに、

1人だけ立たないで座っているので凄く目立っていました。

(まぁ、見ているのは親だけなんだけど・・・)

 

それを見て、私は

「長男は、練習不足で振り付けがわからないんだな・・・」

と思いました。

 

だって、前日長男は、夜9時から夜中の12時までずっと楽器の練習していたのです。

一生懸命なのは良いのですが、前日にこんなに練習しなければならないなんて

「よほど吹奏楽の曲の練習をしていなかったのかな」と思いました。

 

実際演奏会の直前までオーケストラの練習が忙しく、吹奏楽の練習になかなか参加できませんでした。

(長男は吹奏楽部とオーケストラ、2つの団体に所属しています。)

 

そして、そう思った要因はもう一つあります。

長男が振り付けをしない時も堂々と椅子に座っていたら見ている方も勘違いしなかったのかもしれないのですが、

何だか肩を落として自信なさそうに座っているように見えました。

練習に参加してないのですから、実際そうなのかもしれません。

 

ですからそれを見て私は、「あぁ、振りがわからないんだな」

と思い込んでしまいました。

 

 

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実際はどうだったのか

 

演奏会が終わり、私は凄く暗い気持ちになりました。

当然です。

皆が振りをバッチリ決めて演奏している中で、一人だけ立たずに座っていたのですから。

 

やっぱり部活と習い事の両立なんて、難しくて長男には無理だったんだな・・・

とも思いました。

旦那も同じ事を思ったようで、夫婦でどうして長男が振り付けをしなかったのか話しました。

 

長男は、ちゃんとやる時もありますが、いい加減な所もある男なので、長男を信じる事ができなかったのです。

 

でも、旦那と色々話しているうちに、何となく

「振り付けをしなかったのは何か意味があるのではないか」

と思うようになりました。

 

今までも、何度も長男の演奏会を見てきましたが

彼は音楽に対してだけは誠実なはず・・・

「振り付けをしなかったのは、何か意味があったに違いない」

という気がしてきました。

 

そして、演奏会のあとに長男に振りをしなかった訳を聞いてみた所、

彼は一人だけ第3のパート部分を担当していたので

振り付けをしながら演奏しなくてよい箇所があった。

よって、振りをしなかったのは別に間違いではない

という事だったようです。

 

勘違いしたのは何故か?

 

長男に言われて一応は納得しました。

でも、どうして私はすぐに

「長男は間違っているわけではないんだな」

と思う事ができなかったのでしょうか。

 

理由はいくつかあります。

 

一つ目はやはり、長男が前日に何時間も練習していた事があげられます。

そしてそのせいで、彼は寝不足でした。

 

長男のその行動を知っていた私は

「練習不足なので、前日に何時間も練習しなければならなかった。

それでも最後まで練習しきれなかった。さらに寝不足になり、集中できずに振りを忘れた。」

と思い込んでしまいました。

 

しかも、演奏前の合唱の時、彼は一人だけ笑顔じゃなくてとても険しい顔で歌っていました。

それも「寝不足で体調が悪い」と、思ってみていました。

しかし、本人に聞いてみると

「後ろの人の音痴が許せなかった」

という事でした(-_-;)

 

全て、私の勘違いでした。

子どもを信じてあげることができない、駄目な親です。。。

 

でもね、演奏中8人中1人だけ立たなければ、ちょっと「あれっ?」て思いますよ。

不自然ですよ。

先生は、もう少し人数の編成を考えて欲しいなぁ・・・

 

おわりに

 

長男に私が思った事をそのまま言いましたら、彼は相当がっかりしたようでした。

彼は褒めて貰いたかったに違いありません。

でも、私は褒めてあげる事ができませんでした。

 

ステージに上がる以上、演奏を聞いているお客さんに不自然な感じを与えてはならないと思うからです。

彼がもっと堂々と座っていたら、「間違っているわけではない」と思えたかも知れません。

厳しいかもしれませんが、演奏する限りそういった細かい所まで作り上げていかなければならないと思っています。

 

歌も、お客さんに楽しさを伝えるためには表情はとても大切です。

そういった、演奏以外の課題が見つかっただけでも今日の演奏会は意味があるものだったと思います。

 

長男よ、今日はお疲れ様でした。

私が心配症なため、いつも勘違いしてしまう事を許しておくれ。

君は心配しなくても、ちゃんとできるんだよね。

やっぱりもっと、子どもを信じてあげなくちゃいけませんね。

www.syufumaruko.com

 

時間が経つとそういった大切な事をすぐに忘れてしまいます。

その時の気持ちをブログに書いておいて良かったです。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

また、遊びに来てくださいね!