しゅふまるこ

子どもが3人おります。子育てをとおして毎日の小さな気付きを書いていてます。

コツコツとやってきたことが花開く瞬間~小さな頃から沢山の経験、失敗をさせる事が大切~

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こんにちは。しゅふまるこです。

先週、長男の中学校の音楽祭がありました。

現在中学生の長男は今年も去年に続き、クラス音楽発表の指揮者に選ばれました。

長男のステージ(オーケストラの演奏、吹奏楽の演奏、音楽祭の指揮)を小学校5年生の頃からずっと観てますが、こんなに心穏やかにステージを観ることができたのは初めてです。

安定した、素晴らしい指揮だったと思います。

ママ友さん達や先生方から沢山のお褒めの言葉を頂きました。

今年の音楽祭もまた、忘れられない1日となりました。

 

 

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コツコツとやってきたことが花開く瞬間

 

長男は小学校5年生から地域のオーケストラの団体に所属しています。

中学校に入ってからは学校の吹奏楽部にも入部。

現在、オーケストラと部活を両方がんばっています。

 

音楽を始めた頃から彼のステージをずっと観てきました。

今までの演奏会ではステージ上の長男の緊張感が観客の私達に凄く伝わってきていました。

そうなると、観てる側の気持ちとしては

「おぉ、緊張してるな。とりあえず失敗しないで無事に終わりますように・・・」

という感じになってしまいます。

 

それが悪いと言うのではなく、ステージ上では緊張しないでリラックスして演奏できるようにならないと、なかなか観客を感動させることは難しいと思います。

 

長男は緊張してしまうタイプなので、とにかくステージの場数を踏まなければその辺をクリアしていけないのではないかという風に感じていました。(最初から緊張しないでステージに立てる子もいますが😅。)

 

今年の夏は部活とオーケストラで激務の毎日でした。

ステージも沢山経験しました。

その激務の最後のステージの演奏会は、いい意味で緊張感が全然伝わってこない演奏でした。

彼自身が音楽を楽しんでいるのがこちらに伝わったのです。

「あ、この子、変わったな」と私も旦那も私の母も思いました。

ステージ上で演奏する事にやっと慣れてきたのだなと思いました。

 

今回の音楽祭はどうかなと思いながら息子の指揮を観ましたが、やはり今回も同じでした。落ち着いていて、いい意味で緊張感が全く伝わってきませんでした。

安心して観ていられました。

彼がクラスの皆に想いを伝えているのがすごく伝わる良い指揮でした。

去年は初めての指揮でかなりギクシャクした動きだったのですが、今回は別人のようでした。

 

やはり、他の人よりも指揮を沢山観ているので、自分なりに学んで作り上げた指揮なのだと思います。

 

「凄いね、素晴らしいね」と沢山の方に褒めてもらえました。

観客に想いが伝わったからこそ、沢山の方に褒めていただけたのだと思います。

去年は「終わって良かったね。ホッとしたね」という言葉しか聞くことができませんでした。

今年は

「凄く良い指揮だったね」と沢山の方に言われました。

 

人を感動させるという事

 

人を感動させるという事はなかなか大変な事です。

それについては私も経験上、苦い思いを沢山してきました。(些細な経験ですが)

人の心を動かすにはその前に「緊張感なくステージに立てる」という事が大前提なわけで。

 

そういう意味でとりあえず、やっと1つ階段を上がったなと感じました。

その他に長男はちょっとした司会もしたのですが、それもなかなか上出来でした。

来年はきっともっと上手に出来ると思います。

 

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若いうちにどんどん失敗させる

 

今回の音楽祭を観て、やはり子供には小さな頃から色々な経験をさせる事がとても大切だと思いました。

先ほど書いたように、中には最初から堂々とステージ上で振る舞える子もいます。

しかし、うちの子のように緊張してしまうタイプの子はまずその緊張感と戦わなければなりません。

沢山経験して、慣れて、失敗してやっと上手に発表できるようになるのです。

 

思えば長男は小学校の時の音楽会でも打楽器など、必ず特別楽器に立候補していました。

クラス委員やクラブの部長のようなものには1度も立候補しませんでしたが、応援団や修学旅行の挨拶など、自分ができそうな事には手をあげていたように思います。

 

そして、オーケストラに入団し、先輩方の堂々とした挨拶や演奏にも多大なる影響をうけ、やっと今、彼も同じように緊張感なくステージに立つことができるようになってきたのです。

 

何が言いたいのかと申しますと、小学校時代から自分が出来る事は積極的に立候補して経験や失敗をさせる事が大切なんだという事です。

そうやって少しずつ自分に自信をつけていくと、中学校に入ってから活躍する場面も沢山出てくるのだと思います。

そうする事でお友達からも認められ、自己承認も高まっていくのだと思います。

 

おわりに

 

今回の音楽祭でママ友に

「全然心配いらないじゃん。何が心配なの?」

と言われました。

私は

「今まで長男のドキドキハラハラのステージを沢山観てきたんだよ。いっぱい経験したから今日のステージは上手に出来たんだよ」

と言ったら、お友達に

「コツコツとやってきたことがやっと今日花開いたんだね😊」

と言われました。

その言葉を聞いて本当に嬉しかったです。

 

我が家の小6の長女や小3の次男も小学校のうちに沢山の事を経験させようと思います。

(長女はもう小6ですが、6年生になってから沢山の事に挑戦するようになりました。)

まずは、沢山の種を蒔いておくことが大切ですね😉

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

また、遊びに来てくださいね。