こんにちは。しゅふまるこです。
数日前、クビに激痛があり、そのままにしていたらとうとう寝返りさえ打つことができなくなりました。
あまりの激痛に車の運転もできなくなり、整形外科に行ってきました。
先生に言われたのは「軽度のストレートネック」が原因の「ぎっくり首」。
でした。
レントゲンで骨の異常は見られませんでした。
ストレートネックや寒さ、同じ姿勢での仕事、運動不足、ストレスなど様々な原因が引き起こした重度の肩こり(ぎっくり首)なのだそうです。
(悪い姿勢などでクビや肩の筋肉が硬くなり血流が悪くなった状態)
今日はぎっくり首の症状やその原因であるストレートネックの症状と対策について書いてみたいと思います。
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ぎっくり首とは?
「ぎっくり首」とはいわゆる「ぎっくり腰」の首バージョンです。
ぎっくり首は、ぎっくり腰と同じで、ふとした動作がきっかけで生じます。
私の場合、ソファーから起き上がろうとした瞬間にグキッとなり、それからは全く首を動かせなくなりました。
寝返りも打てないので自分1人でソファーから立ち上がる事が出来なくなりました。
もちろん車の運転もできません。
数日我慢しましたが、一向に良くならない感じがしたので旦那に頼んで整形外科に連れて行ってもらいました。
ぎっくり首の原因はストレートネック
ぎっくり首の原因は様々あるようです。
長時間のスマホ
ストレートネック
運動不足
長時間のデスクワーク
姿勢が悪い
肩こり
ストレス
自律神経の乱れ
etc・・・
私の場合はお医者様に「ストレートネックが原因」と言われました。
しかし、上記の全てが自分にあてはまっていると思いました。
ストレートネックの症状
ストレートネックとはレントゲン上、クビの骨の配列が直線上になる事を言います。
長時間デスクワークを行う人に多く見られ、肩こりや頭痛の原因となります。
左がストレートネックの症状です。
右が正常な状態です。(絵は息子が描きました。)
ストレートネックに伴う症状はクビの痛み、肩こり、腕のしびれやだるさ運動制限(特に上を向くと痛い)頭痛、頭重感などです。
ひどくなると、めまい、耳鳴り、吐き気や上肢のしびれ、脱力感を訴える場合があります。
ストレートネックの原因
頸椎は通常、アーチ型に配列しており、重い頭を僧帽筋(そうぼうきん)など背中側の筋肉で効率良く支えています。
肩こりのない人でも画面をのぞき込んだ姿勢では頸椎の生理的前彎が減少しストレートネックの状態となっています。
この状態が長く続くことで筋肉の過緊張が続き、肩こりを引き起こします。
ここからは、ストレートネックの原因を1つずつ見ていきます。
★不良姿勢
ストレートネックの原因として、姿勢の問題があります。
座っているほうが負担が少ないように見えますが、骨盤周りの筋肉が衰えた現代人は良い姿勢を保つことができないため脊柱のS字状の生理的湾曲が崩れて猫背になります。
肩甲骨の間にある僧帽筋(そうぼうきん)や菱形筋(りょうけいきん)が突き出した頭が前に倒れないように常に収縮して筋疲労をおこし、血流が悪くなり肩こりを引き起こします。
★使いすぎ
スマートフォンなどの小さい画面を見て指先で細かい作業を続けるためには首から肩、肘を固定しようとしてクビの前側にある筋肉が過度の緊張を強いられます。
クビの前側の筋肉は背中の僧帽筋などと違い、小さく筋肉も硬く伸びにくいため動く範囲は狭いのですが強力にクビを前に引き寄せます。
長時間のオーバーユースにより過緊張で筋肉が硬直し、さらに硬くなります。
この筋肉が短縮したまま不可逆性に拘縮すると、生理的な湾曲が失われてしまいます。
★椎間板変性
このような症状が続くと、頭を支えている頸椎にも負担がかかってきます。
骨よりも可動部である椎間板が悲鳴を上げて弾力が失われていきます。
いわゆる頸椎椎間板ヘルニアや頸椎椎間板症をおこして肩こり、クビ痛だけでなく手の痛みやしびれ、脱力をきたします。
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ぎっくり首の治療
整形外科での処置は10分間のレーザー治療と薬の処方でした。
レーザー治療は単一波長・同位相の光で普通の光と違い広がりにくく深部まで届く特徴があります。
そのため血管・神経に作用し、筋肉や関節の炎症による痛みを和らげてくれます。
薬は湿布と痛み止めを処方されました。
昨晩から飲み始め、今朝は症状が大分改善されました。
レーザー治療のおかげかな?
クビも少しは回るようになりましたが、車の運転は出来そうにありません。(特に雪道だし・・・)
症状が良くなったら、ストレッチや体操をする事を進められました。
そういえば、今年になってからジム通いもできず、家でもあまり運動やストレッチをしていなかったです。
これからはジムに行けない時でも生活に適度な運動を取り入れていかなければいけないなと痛感しました。
パソコン作業やスマホを見る時間も少し減らそうかと思います。
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ストレートネックの改善方法
ここからはストレートネックの改善方法についてお伝えします。
2020/01/07放送のNHKのあさいちで「二重あごの改善方法」の特集がありました。
なんでも、二重あごの原因はストレートネックによるものが多いそうです。
という事で、ストレートネックの改善方法についても教えてくれていました。
手を後ろに組んで胸を大きく開く
二重あごを作るように限界まで首を引く
首の骨は7つあるのですが一つ一つ倒していくイメージで7秒かけて首を後ろに倒す。
3秒キープ
上を向く前に二重あごを作る事でストレートネックで問題の首の下の骨を動かすことができるそうです。
ストレートネックになってしまうと、上を向いても首の上の方の骨しか動かせません。
首の下の方の骨もきちんと動かすために二重あごを作って(後頭部を引く)からこの体操をするのが良いそうです。
タオルを使うと楽に後ろに大きく動かす事ができます。
※首に少しでも痛みが出たらすぐにやめてくださいね!絶対に無理をしないでください。
ヘルニアなどの場合は医師に相談してください。
おわりに
肩こりを甘く見ていました。
まさか、自分に寝返りが打てないほどの痛みが襲ってくるとは思いもしませんでした。
これからは自分の体の事をもっと意識して生活していくことにします。
重病になる前に、動き出す事が大切ですね!
同じように肩こりの症状がある方の参考になると嬉しいです。
最後までお読みくださりありがとうございました。
また、遊びに来てくださいね!