しゅふまるこ

子どもが3人おります。子育てをとおして毎日の小さな気付きを書いていてます。

側弯症(そくわんしょう)について書く事にしました

ブログを始めて6年目に入りました。

この6年の間に側弯症について書きたいと思う事が何度かありました。

でも書けませんでした。

自分の病気の事なのに書きたくない。

目を背けてはいけないのに背けたくなる。

側弯症はそんな病気です。

そんな私がどうして側弯症について書こうと思ったのか。

それは、娘も側弯症だと診断されたからなのです。

 

 

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側弯症はこんな病気です

 

「側弯症(そくわんしょう)」とは背骨が前、あるいは後ろから見たときに左右に曲がっている状態で、ねじれも伴っている状態のことを言います。

左右の肩の高さの違い、肩甲骨の突出、腰の高さの非対称、(きょうかくの変形、肋骨や腰部の隆起(前かがみをした姿勢で後ろから背中をみた場合)、などの変形を生じます。

弯曲の大きさは左右で最も傾いている2カ所の背骨が作る角度(コブ角)で評価します。

 

この角度が40度~50度以上になっていても若い時は痛みなどが出るのはまれなのですが、年齢と共にさらに進行してしまうケースがあります。

その場合は、外観に対する精神的なストレスだけではなく、肺活量の低下、腰痛や脚の痛み・しびれ、といった健康に直接影響を及ぼすような障害を引き起こすことがあります。

側弯が進行すると、腰背部痛や心肺機能の低下をきたすこともあります。

 

私の症状

 

私が初めて側弯症と診断されたのは小学校6年生の時です。

学校の検査でわかりました。

しかしその時は恐らく軽度だったのだと思います。

病院には行くようには言われませんでした。

中学3年生の時、再び学校の検査で精密検査と言われ、大学病院に行きました。

自分のコブ角は覚えてませんが、装具療法はしなくて良いと言われました。

成長期をある程度過ぎて、身長も伸びなくなっていたためこのまま経過観察でよいと言われました。

そしてその後は数年に年に1度大学病院の整形外科に通いましたが、弯曲が進まなかったのでその後通院しなくなりました。

 

私の場合は小さな頃からスポーツをやっていたので症状が悪化しなかったのかもしれません。

小学校中学年から中学校3年生まで運動部で毎日腹筋背筋を鍛えるトレーニングをしてました。

高校生から結婚するまでも早朝ジョギングとか、走る事は好きでした。

 

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最近の私の症状

 

昔から姿勢が悪いと言われるのが苦痛でした。

ですが40歳までどこか痛くなるとかそういった症状はありませんでした。

ただ、若い時から肩こりは酷かったです。

 

40歳過ぎてからはギックリ首になったり、股関節が痛くなったり少しずつ色々な所に不調が出てきているように思います。

29歳で出産してから40半ばまでは運動もあまりしてなかったのでそのせいもあると思います。(整形外科の先生からは運動は一生続けてくださいねと言われました)

 

現在50歳目前にして坐骨神経痛を発症。

これは側弯症のゆがみにより引き起こした筋肉の固さが原因と思われます。

8月初めに、娘の側弯症もわかった事で娘と一緒に体操するようになり、最近は股関節の痛みが少し良くなってきたところです。

 

娘の症状

 

自分の事は書けますが、娘の症状を書くのは正直辛いです。

このまま書かないでおこうかとも思いました。

娘に対しての申し訳なさもあり、考え出すと後悔の気持ちしか出てきません。

どうしてもっと早く病院に連れて行かなかったのかと悔やんでも悔やみきれません。

側弯症はある程度の確立で遺伝する事はわかってたし、娘の背中を注意してみていたつもりでした。

それなのに私はどうしてもっとちゃんと向き合ってあげなかったのか。

 

姿勢とか、左右対称になるようにとか、小学校の頃から助言はしてきたつもりですがあまり言われ過ぎるのもストレスになるだろうと思って、最近は言わなくなってました。

そのせいか、この1年で急激に弯曲が進んでしまった感じもします。

ただでさえ遺伝的要因もあるというのに加えて娘は筋力が少ないです。

そして細い身体なのにも関わらず重い荷物を背負って学校に行かせてました。

それも側弯症が進行した原因の1つなのかもしれません。(側弯症と診断されてから荷物が多い日はなるべく学校に送るようにしています。)

 

結果から言うと、娘のコブ角は45度と診断されました。

40度を過ぎると手術を勧められるようです。

このままほっておくと、将来酷い腰痛になるだろうし、歩行困難なんてことにもなるかもしれないとも言われました。

手術するなら若い時のほうがいいので、来年の夏くらいに考えておいてくださいと。。。

 

私も娘も頭が真っ白になりました。

まさかそこまで症状が悪化しているとは思いませんでした。

中3の夏休みのことでした。

 

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家に帰ってすぐに側弯症について調べた

 

手術か・・・

もうそれしか方法はないのか・・・

そう思うと涙がとまりませんでした。

高校1年生で背骨の手術をさせるなんて、とても怖いです。

その前になにかやれることはないのかと色々な本を読みました。

すると、側弯症を良くするストレッチや体操について書いてある本をいくつか見つけました。

読んでみて、とても説得力があったのでとりあえず何もしないよりはと思い、8月半ばから本に書いてあるとおりに親子で体操を始めることにしました。

 

参考にした本

 

 

結構な運動量なので、初めは全部やるのに1時間はかかりました。

夏休みという多少なりとも時間に余裕がある時に始めて良かったです。

私はいまだに1時間弱かかりますが、娘は若いせいか今では30分でできるようになりました。

初めは連続10回しかできなかった運動も今では50回連続で出来るようになりました。

若いってすごい!!

 

今は私が何も言わなくても帰ってきてすぐに体操を始めます。

娘はきっとこれからずっと体操を続けていけると思います。

娘は意志の強い子です。

ニキビケアも1日たりとも欠かしたことはありませんから(笑)

 

 

そして本人は来年手術はしたくないと言ってます。

とりあえず毎日体操を続けてみて、半年後の検診で結果を見てから手術については考えようと思ってます。

 

本を読んで、インナーマッスルを鍛える事がどれだけ大切かを知りました。

また、体操の内容などをみて、私自身がゆがみを治すためにやってきた事も多少なりとも効果があったのではないかと思います。

特にストレッチポールを使ったストレッチなど

www.syufumaruko.com

 

おわりに

 

いまだ側弯症についてブログに書く事に抵抗があります。

進行すれば見た目にも影響を与えますし、思春期は心のケアも必要です。

私は40代の今も身体のゆがみの悩みが頭から離れる事はありません。

でも、ブログに書くことで同じ悩みを抱えている方と情報共有したいと思い、思い切って書く事にしました。

 

娘と一緒に体操して心身共に健康になりたいです。

少しでも改善する事を願って体操を続けて行きます。