こんにちは。しゅふまるこです。
今日は、子供が購読している雑誌「子供の科学」に興味深い記事が載っていたのでその事について書いてみたいと思います。
勉強する時、周りに人がいたほうがいいか、いないほうがいいか、というテーマです。
- 勉強する時周りに人がいる場所のほうが集中できる?
- 得意科目の勉強は周りに人がいる場所でも集中できる!しかし、不得意科目や慣れていない課題は1人でやったほうが良い!
- リビング学習と自室での勉強を使い分けする。
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勉強する時周りに人がいる場所のほうが集中できる?
最近はカフェなどで仕事や勉強をする人をよく見かけます。
あれはやはり家でやるよりも「勉強や仕事に集中できるから」なんだと思います。
学生時代、私はよく図書館で勉強していました。
家ではどうしてもやる気が起きなかった事を覚えています。
だから、「勉強するには周りに人がいた方が集中できる」と思っていました。
でも、
やはりそうじゃない場合もあると思い始めました。
それは、長男の勉強を見ていて思ったのです。
長男は現在基本的に勉強はリビングでしています。
どうしてリビングで学習するようになったのかというと・・・
「自分の部屋だとついつい自分に甘くなってしまうから」だそうです。
「人の目」がないと遊んでしまうんですって。
でも、勉強はしなきゃならないと思っているらしく、「それならリビングで勉強する」という事になりました。
でも、リビングでの学習を見ていると、勉強がに集中できる時とできない時の差がとても激しい事に気が付きました。
得意科目については多少家族がうるさくてもどんどん課題を進めて行く事ができます。
でも、苦手科目は一向に進みません。
作文なんて、2時間経っても2行くらいしか書いてなかったりしました。
見るに見かねて、「自分の部屋で集中して書いてきたら?」と言ったところ、1時間でとりあえず原稿用紙2枚書くことができました。
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得意科目の勉強は周りに人がいる場所でも集中できる!しかし、不得意科目や慣れていない課題は1人でやったほうが良い!
「子供の科学」に面白 い実験データが紹介されていました。
それはゴキブリをつかった実験です。
ここからは「子供の科学新年特大号」から引用したものです。
ゴキブリに対し、どれだけ早くまっすぐに走れるかという課題と、どれだけ早く迷路を通り抜けられるかという課題の2つを行いました。その際、周りに他のゴキブリがいる条件といない条件で実験をしました。
結果、「ゴールへまっすぐ走るのにかかった時間」は他のゴキブリがいた方が早かったそうです。
しかし、「迷路を抜けるのにかかった時間」は他のゴキブリがいない方が早かったのです。
この結果からわかる事は、周りに誰かがいるだけで、勉強や仕事のはかどり方は違ってくる可能性があるという事です。
そして、大事な事は
「いつでも周りに人がいればよい」という事ではないという事です。自分が得意な科目や慣れた課題をやる時は周りに誰かがいた方が良いかもしれません。
でも、不得意な科目や慣れていない課題の場合は1人で頑張った方がいいという事なのです。
これ読んで「なるほど!そうだったのか!」と納得しました。
まさに、長男はその通り!
得意な科目や折り紙などは周りに人がいる方が明らかに早いです。得意な科目を自室で1人でやった場合はスピードが遅くなったり、2つ、3つとこなせる課題でも1つでやめてしまっています。
そして遊び始めるのでしょうね・・・
また反対に不得意科目は静かな空間で1人でじっくり考えた方が答えを導き出せるようです。
彼が学研教室を辞めた理由が「周りがうるさくて集中できない」だった事を思い出しました。
恐らく高学年になって「じっくり考える問題」が増えたのだと思います。
リビング学習と自室での勉強を使い分けする。
最近我が家の子供達はリビング学習が多いです。
でも、高学年になってきたらリビング学習と自室での勉強を使い分けるのがいいのではないかと思っています。
特に夏休みなど長期の休みはリビング学習だけだとダラダラした勉強になってきます。
「家のどこででも勉強できる環境をつくる」ことが大切です。
物が散らからないように、リビングにも各自の棚を作っておくことが必要となりますね。
子供の科学、大人が読んでも面白いのでおすすめですよ!